特許申請@国際特許事務所 東京

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特許申請と発明

特許申請をして特許を取得してはじめて自分の発明であることを証明することができるともいえるのではないでしょうか。
音楽や絵画、小説といった著作物と異なり、発明は特許申請を行い、登録してもらう必要があります。
ですから、何か発明をした場合にはまず特許申請を行うことが最重要となるのです。
 
特許申請は特許庁に対して行います。
注意しなければならないのは申請と審査請求を別々に行う必要があること。
申請が受理されても審査請求を行わなければ特許の取得はできません。
 
当然、書類の作成も必要になります。
とくに、特許請求の範囲と明細書の内容は重要です。
発明による権利をどの程度まで請求するか、具体的にどのような発明をし、どのような効果がもたらされるのかなどを詳細に示しておかなければ満足のいく権利を得ることができないようだからです。
 
このように、特許申請はなかなか面倒なもので、発明するだけでは特許は得られません。
この申請は初心者にはなかなか難しいというのが現状で、たいていの場合には弁理士など専門家の力を借りて行われるようです。
そのため30万円~100万円程度の費用がかかることもあります。
 
主婦の発明が製品化し、話題になることもあります。
発明は一部の技術者のものではありません。
発明はわたしたちにもお金を手にするチャンスを与えてくれるかもしれません。
しかし、その前に手間とお金がかかることを忘れないでおく必要があるかもしれませんね。

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