特許申請に関する期間
特許申請を行う上で注意しておきたいのが特許申請に関する期間です。
さまざまな手続きを踏む必要がある特許申請に関する手続きですが、その各段階で書類の提出期間が定められているようです。
この期間内に提出しなければ特許を取得することができなくなります。
特許申請に関する期間としてまず出願審査請求。
特許を取得するためには特許の申請だけでは不十分で、審査を請求する書類を提出する必要があります。
これは出願から3年以内に提出することが求められており、もし期間を過ぎてしまうと出願そのものが取り下げられることになってしまうようです。
それから審査が通らず、拒絶理由通知書が送られてきた場合。指摘された問題点を修正した補正書、意見書を期間内に提出することで再び審査を受けることができます。
この応答期間は原則60日。
もしこの期間の間に補正書などを提出できない場合、期間延長請求書を提出することで応答期間を延長させることが可能なケースもあるようです。
そして重要になるのが審査そのものにかかる時間。
1年~数年程度はかかるという審査。
この期間をもっと短くしたいという場合には早期審査請求を利用するという方法もあるようです。
これによって審査期間を短縮することも可能です。
このように、特許申請に関する手続きは期間の厳守が重要になってくるようですね。
期間が過ぎればすべてが台無しになってしまいますから、期間内でしっかりと手続きを行うことができるよう、準備をしっかり行っておきたいものだと思います。